防衛相会談で日本が尖閣諸島めぐり懸念伝える 中国外務省が反発[2022/06/13 20:53]

 岸防衛大臣が中国の魏鳳和国防相との会談で、尖閣諸島を巡り強い懸念を伝えたことに対し、中国外務省は会見で反発しました。

 シンガポールで12日に行われた日中防衛相会談で、岸大臣は尖閣諸島周辺での中国側の活動について強い懸念を伝え自制を求めました。

 また、「台湾海峡の平和と安定が国際社会にとっても重要だ」と指摘しました。

 これに対し中国外務省は13日の会見で尖閣諸島について「昔から中国固有の領土で日本が何を言おうと中国に属している」と主張しました。

 また、台湾問題では「日本は言動を慎むべきだ」としています。

 ただ、中国国防省はこれまで会談内容を発表していません。

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