ノーベル物理学賞・真鍋淑郎さん ノーベル博物館で“椅子にサイン”[2022/06/16 11:24]

 2021年にノーベル物理学賞に選ばれたアメリカ・プリンストン大学博士の真鍋淑郎さんがノーベル博物館を訪れ、受賞者の恒例となっている椅子へのサインを行いました。

 真鍋淑郎さんが14日にスウェーデン・ストックホルムのノーベル博物館を訪れ、館内にあるカフェの椅子の裏にサインする様子が公開されました。

 2021年12月の授賞式には新型コロナウイルスを理由に受賞者らは出席せず、真鍋さんは居住するアメリカでメダルを受け取りました。

 真鍋さんは世界で初めて「大気海洋結合モデル」を開発し、二酸化炭素の濃度の上昇が気候に与える影響を明らかにするなど、地球温暖化や気候の研究の根幹となる成果を数多くあげました。

 ノーベル博物館を訪れた記念として、真鍋さんは気候変動の影響を大きく受けているペンギンとホッキョクグマが描かれたネクタイを寄贈しました。

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