「第一次世界大戦のような激しい消耗戦」米軍制服組トップが指摘[2022/06/16 10:17]

 アメリカ軍の制服組トップは、ウクライナ東部でロシアが続ける攻撃の現状について「第一次世界大戦のような、厳しい消耗戦だ」と指摘しました。

 ミリー統合参謀本部議長は、15日にブリュッセルで開いた会見で「ロシア軍の進撃は非常に遅く、ほとんど第一次世界大戦のような厳しい消耗戦だ」と述べたうえで、東部ドンバス地方での両国の戦力に触れ、「数字上は明らかにロシアが有利だ」との見方を示しました。

 その一方で、「戦争は単なる数字のゲームではない」と指摘し、大規模な砲撃を単に繰り返すロシアに対し、ウクライナ軍は「優れた砲撃技術で、かなり効果をあげている」と強調しました。

 また、ミリー氏はロシア軍が依然として指揮統制や兵站(へいたん)などの課題を抱えているとし、「弾薬や砲弾など戦うための手段がある限り、ウクライナは戦い続けるだろう」と述べ、支援継続の重要性を改めて訴えました。

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