ベトナムのプールで日本人男児死亡 本格捜査進む[2022/06/18 01:02]

 ベトナムにあるリゾートホテルのプールで4月、日本人の男の子が溺れて死亡した事故で、現地の警察が業務上過失致死の疑いがあるとみて捜査を進めていることが分かりました。

 ベトナムに住んでいた塙幸士くん(10)は4月、友人家族らと訪れていた南東部にあるリゾートホテルのプールで溺れて死亡しました。

 幸士くんの背中には格子状の大きなあざが残っていて、プール内の排水口に強く吸い込まれたことで溺れたとみられています。

 ただ、現地の警察は事故後、排水口とあざの因果関係を否定していて、遺族は原因究明のための調査が不十分だと当局に訴えていました。

 その後、16日になって現地警察は一転して業務上過失致死の疑いで捜査を始めていることを遺族に対して説明しました。

 警察は関係者への聞き取りなどを経てホテル側に過失がなかったか調べを進めています。

 画像:遺族提供

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