飛び地カリーニングラードへのリトアニアの対応巡りロシア高官が現地へ[2022/06/21 20:05]

 リトアニアによるロシアの飛び地・カリーニングラードへの輸送制限を巡り、緊張が高まっています。プーチン大統領の側近が21日午後、現地に入って対応を協議しました。

 インタファクス通信によりますと、21日午後、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記がカリーニングラードでアリハノフ知事と会談。輸送問題やエネルギー安全保障について話し合ったということです。

 リトアニアは18日からEU(ヨーロッパ連合)の制裁対象の貨物を積んだ列車の通過を制限。ロシアは本土から飛び地のカリーニングラードへの鉄道輸送ができない状態となりました。

 ロシア外務省は20日、リトアニアの臨時大使を呼び出して抗議するなど、貨物輸送が再開されなければ対抗措置も辞さない構えを見せています。

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