米ウイグル禁輸法に中国外務省「ウソ根拠の制裁」

　アメリカで中国・新疆ウイグル自治区からの物品輸入を禁止する法律が施行されたことについて、中国外務省は「嘘を根拠にした制裁だ」と反発しました。

　アメリカでは、21日から強制労働が指摘される新疆ウイグル自治区からの物品の輸入を一律に禁止する「ウイグル強制労働防止法」が施行されました。

　原材料などに新疆産が含まれる場合も規制の対象となります。

　これについて中国外務省は21日の会見で、強制労働の指摘は「汚名を着せるためにでっち上げられた真っ赤な嘘だ」とし、「嘘に基づいて法律を施行し、制裁を科した」と批判しました。

　また、アメリカが「新疆で強制的な失業を作り出している」と主張しました。