WHOが緊急委員会 サル痘が「緊急事態」か協議[2022/06/24 08:48]
欧米などを中心に感染が拡大している「サル痘」について、緊急事態を宣言するかどうか協議するWHO=世界保健機関の緊急委員会が開かれました。
サル痘に関するWHOの緊急委員会は23日、スイスのジュネーブで開かれました。
委員会は、サル痘が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態にあたるかどうか検討します。
委員会の声明が出るのは、24日以降になるということです。
テドロス事務局長は、委員会の冒頭で「人から人への感染は進んでいて、過小評価されている」と懸念を表明しました。
サル痘はこれまで、性的接触を持った男性を中心に48カ国の3200人以上が感染し、1人の死亡が報告されているということです。
WHOの緊急事態宣言は、新型コロナウイルスの際にも出されています。