ウクライナ軍 米が供与の「ハイマース」使用か[2022/06/26 01:34]

 ウクライナ軍の総司令官が、アメリカが供与した高機動ロケット砲システムを実際に使用したとする映像を公開しました。

 ウクライナ軍のザルジニー総司令官は25日、自身のSNSでアメリカから供与された高機動ロケット砲システム「ハイマース」を実際に使用したとみられる動画を公開しました。

 また、総司令官は「ウクライナ防衛のためにすでに使われている」とコメントし、各国の支援でロシア軍に対抗していく意向を示しています。

 一方、ロシア国営のノーボスチ通信は25日、ウクライナ東部の親ロシア派が実効支配する「ルガンスク人民共和国」の部隊がリシチャンシク市内のガラス工場など複数の拠点を制圧したと伝えました。

 一方、ルハンシク州のハイダイ知事は「リシチャンシクを包囲するためロシア軍が空爆を行い、南方から街を封鎖しようとしている」と明らかにしました。

 ロシア軍の攻撃は続いていて、今後、リシチャンシクが攻防の中心となりそうです。

 また、ウクライナメディアは北部のチェルニヒウやポーランド国境に接する西部のリビウ州などでロシア軍機によるミサイル攻撃が相次いだとも伝えています。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2022

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