親ロ派がリシチャンシクの一部を掌握か ロシアメディア報じる[2022/06/26 06:47]

 激しい攻防が続くウクライナ東部のリシチャンシクを巡り、ロシアメディアは親ロシア派の部隊が一部地域をすでに掌握したと報じました。

 ロシア国営のノーボスチ通信は25日、ウクライナ東部の親ロシア派が実効支配する「ルガンスク人民共和国」の部隊がリシチャンシク市内のガラス工場など複数の拠点を制圧したと伝えました。

 一方、ルハンシク州のハイダイ知事は「リシチャンシクを包囲するためロシア軍が空爆を行い、南方から街を封鎖しようとしている」と明らかにしました。

 ウクライナ軍が東部の要衝セベロドネツクから撤退してからもロシア軍の攻撃は続いていて、今後リシチャンシクが攻防の中心となりそうです。

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