【速報】WHO「サル痘」の緊急事態宣言を見送り 50カ国超で3000人以上感染確認[2022/06/26 05:37]

 WHO=世界保健機関は26日午前、世界的に感染が拡大している「サル痘」の緊急事態宣言を見送ると発表しました。

 先月上旬以降、およそ50カ国で3000人以上の感染が確認されていますが、WHOは現状について「拡大しているものの現時点では国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態には当たらない」としています。

 ただ、緊急事態かどうかを検討した委員会のメンバーからは「サル痘」に対する集団免疫が低いことを考えると今後、さらなるリスクがあるとの意見が上がったということです。

 委員会は緊急事態宣言について必要に応じて再検討すべきだとしています。

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