ロシア外貨建て国債が「デフォルト」 1世紀ぶり 米報道[2022/06/27 11:26]

 欧米諸国などによるロシアへの金融制裁が続くなか、ロシアの外貨建て国債がデフォルト=支払不履行に陥ったとブルームバーグ通信などが報じました。

 複数の海外メディアによりますと、26日、ロシアのユーロ建て国債について、1億ドル(135億円)の利払い猶予期間が終了し、デフォルト状態に陥りました。

 ブルームバーグ通信は、ロシアの外貨建て国債がデフォルトするのは1918年に旧ソ連の指導者、レーニンがロシア帝国の債務支払を拒否して以来、およそ100年ぶりだと伝えています。

 ロシアのウクライナ侵攻に対する金融制裁で国外の債権者への支払ルートが断たれ、ユーロ債の利払いが履行ができなくなったということです。

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