中国「一帯一路に汚名」と反発 G7の途上国への投資発表に[2022/06/27 23:26]

 ドイツで開かれているG7=主要7カ国の首脳会議が発展途上国のインフラ整備に81兆円の投資を発表したことに対し、中国外務省は「一帯一路に汚名を着せる」などと反発しました。

 G7首脳会議は26日、総額81兆円に上るインフラ投資を目指す枠組みを発表しました。

 中国の支援を受ける国が債務不履行に陥る「債務の罠」の問題が指摘される、巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗する狙いもあります。

 これに対し中国外務省は27日の会見で、「債務の罠というのはフェイクだ」と主張し、「一帯一路のパートナーに債務の罠を言う国はひとつもない」と反発しました。

 さらに、「一帯一路に汚名を着せる言動に反対する」としています。

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