韓国統一省はソウルなどが先週末に梅雨入りして以降大雨が続いていることを受け、北朝鮮側にダムの放流時には事前に通知をするよう改めて求めました。
韓国統一省は28日、河川の上流に位置する北朝鮮に対し、ダム放流の際には事前に韓国側へ通知をするよう求める声明を出しました。
過去には2009年に北朝鮮から韓国に流れる臨津江（イムジンガン）上流のダムを北朝鮮側が予告なしに放流し、下流の韓国側でキャンプ客ら6人が死亡する事故が発生しています。
この事故を受け、南北間ではダム放流時に事前通知することで合意しています。
一方、北朝鮮も朝鮮中央テレビなどで梅雨の大雨に警戒するよう繰り返し住民に呼び掛けています。
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