中国の王毅外相は訪問先のミャンマーでタイやベトナムなどメコン川流域5カ国の外相らと会談し、各国への支援をアピールし、連携強化を呼び掛けました。
4日に行われた会談には中国のほか、メコン川流域のタイとベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーの5カ国の外相が出席しました。
中国外務省によりますと、会談で王毅外相は「国際情勢がいかに変化しようと我々は互恵協力を堅持すべきだ」と述べ、結束を強調しました。
さらに、デジタル分野や宇宙開発、原子力発電など様々な面で支援を表明しました。
中国としては欧米諸国などとの軋轢(あつれき)が強まるなか、東南アジア諸国との連携を強化したい狙いとみられます。
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