厳しいゼロコロナ政策を続ける中国でもオミクロン株の新たな系統「BA.5」の感染が全国に拡大しています。
広東省珠海市は13日、幼稚園でクラスターが発生し、園児や教員ら35人の感染が確認されたと発表しました。
全員が「BA.5」で市中感染が起きている恐れがあるということです。
衛生当局などによりますと、「BA.5」は、北京や上海、北部の遼寧省大連・内陸部の西安など7都市に広がっています。
また、西部の蘭州市では感染者が急拡大していて、11日から1週間にわたり不要不急の外出を求める事実上のロックダウン措置が取られています。
中国メディアでも「BA.5」は感染力が非常に強いと報じられていて、各地で警戒感が高まっています。
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