「周辺地域ではなく中枢地域に」習主席が約8年ぶりに新疆ウイグル自治区を視察[2022/07/15 14:15]

 中国の習近平国家主席がおよそ8年ぶりに新疆ウイグル自治区を視察しました。欧米などが人権問題を批判するなか、安定を誇示する狙いがあるとみられます。

 ウイグル族の住民らが手を振り、拍手で習主席を出迎えています。

 中国中央テレビによりますと、習主席は12日から13日にかけてウルムチ市などを訪れました。

 大学や博物館、住民の暮らしぶりを見て回り、各民族の団結を確認したということです。

 また、ヨーロッパとの物流拠点では「一帯一路」の建設で「新疆は周辺地域ではなく中枢地域になった」と述べたということです。

 2014年には習主席の視察直後に自爆テロがあり、実行犯2人を含む3人が死亡、79人が負傷し、その後の厳しい取り締まりにつながりました。

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