日本企業「脱中国依存」進む 帝国データバンク[2022/07/22 18:50]

 中国に進出している日本企業の数が過去10年で最も少なくなったことが帝国データバンクの調べで分かりました。

 帝国データバンクによりますと、中国本土に進出している日本企業は今年6月時点で1万2706社で過去10年で最も少なくなったということです。

 新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年以降、2292社が中国から撤退していました。

 進出企業の減少数が最も多かった地域はロックダウンが実施された上海市で、人件費の上昇や物価の高騰などから拠点を日本や東南アジアに移す企業が相次いだということです。

 帝国データバンクは「ゼロコロナ政策による企業活動への悪影響といったチャイナリスクに対し、中国からの脱依存を進める動きがみられる」と分析しています。

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