1週間で終了予定の“ロックダウン”2週間以上継続 中国・蘭州[2022/07/26 14:30]

 中国西部の大都市では新型コロナの感染対策で当初、1週間を予定していたロックダウンが、2週間以上経った現在も続いています。

 人口およそ440万人の甘粛省・蘭州では、感染拡大に伴い11日から街の大部分で事実上のロックダウンを開始しました。

 当初は1週間で終了する予定でしたが新規感染者が減少せず、ロックダウンは2週間以上が経過した現在も続いています。

 甘粛省では8日以降に3528人の感染が確認され、省のトップは「まだ気を緩める段階にない」という考えを示しています。

 一方、SNSには「食料の調達ができない」「なぜ感染者がいない地区も封鎖を続けるのか」といった声が相次いでいます。

 中国では複数の都市で感染が再拡大し、中部の河南省でもおよそ270万人に対してロックダウンが実施されています。

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