ミャンマー死刑執行 中国は批判避ける「内政不干渉だ」[2022/07/26 22:21]

 ミャンマーでアウンサンスーチー氏の側近ら4人に死刑が執行されたことについて中国外務省は、「一貫して内政不干渉だ」と述べるにとどめ、批判は避けました。

 ミャンマーの国営テレビは25日、スー・チー氏の側近のNLD(国民民主連盟議員)ら4人に死刑が執行されたと報じました。

 日本、アメリカ、イギリスなどは共同声明で「人権と法の支配の軽視をさらに裏付ける非難されるべき暴力行為だ」と、実権を握る国軍を批判しました。

 一方、中国外務省は26日の会見で「中国は一貫して内政不干渉の原則を掲げている」としました。

 そのうえで、中国は「ミャンマーの各党派が憲法と法律の枠内で問題を解決するよう主張している」との従来の立場を繰り返しました。

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