ロシア ウクライナ港湾施設などに再びミサイル攻撃[2022/07/27 03:35]

 ウクライナ産穀物の輸出を巡る合意後もロシア軍による黒海沿岸の港への攻撃は続いていて、輸出再開が実現するか懸念が高まっています。

 ウクライナ軍は26日、「飛行機を使った大規模なミサイル攻撃がウクライナ南部で行われた」と明らかにしました。

 ミコライウの港湾インフラ施設やオデーサ近郊の民間施設が破壊されたということです。

 ゼレンスキー大統領はオデーサ近郊の攻撃について「周辺には軍事基地も軍隊も存在しない」「ロシアのテロリストらは、ただ撃ちたいだけだ」と厳しく非難しました。

 ウクライナは25日、「今週中にも最初の穀物の輸送が行われる」との見通しを示していましたが、ロシア軍の黒海沿岸への攻撃が続いているため、再開が実現するかは不透明な状況です。

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