インドでサル痘感染者の男性死亡 “アジア初”の死者[2022/08/01 15:19]

 インドで「サル痘」に感染していた22歳の男性が死亡したことが分かりました。アジアでサル痘感染者の死者が出たのは初めてとみられます。

 現地メディアによりますと、男性は7月下旬、UAE(アラブ首長国連邦)からインドに帰国しました。

 その後、発熱や脳炎などの症状があったため、南部・ケララ州の病院に入院していましたが、7月30日に死亡したということです。

 男性はUAEで受けた検査でサル痘の陽性反応が出ていました。

 ただ、帰国後すぐに治療を受けず、家族も30日まで病院に報告していなかったということです。

 サル痘感染者の死亡は、これまでにアフリカ大陸のほか、ブラジルやスペインで確認されていますが、アジアでは今回が初めてとみられます。

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