米ガソリン51日連続下落 景気後退で原油88ドル[2022/08/05 03:24]
ロシアがウクライナに侵攻して以降、初めて原油先物価格が90ドルを割りました。アメリカの景気減速などで世界的に原油需要が低くなる懸念が持たれています。
ニューヨーク商品取引所で原油先物価格が一時1バレル=90ドルを割り込みました。
日本時間5日午前2時現在、88ドル近辺で取引されています。
90ドルを割るのは5カ月半ぶりで、ロシアがウクライナに侵攻し原油の供給が不安視されて以降初めてです。
利上げによるアメリカの景気減速や中国のゼロコロナ政策の影響などで世界的に原油需要が減るとみられています。
アメリカでここまでインフレの主役だったガソリン価格も全米平均で1ガロン=4ドル13セント(1リットルあたりおよそ145円)となり、51日連続で値下がりしています。