台湾に軍事介入「可能性ある」 在フランス中国大使が明言 [2022/08/05 19:10]

 フランス駐在の中国大使は、中国による台湾への軍事介入について問われ、「可能性はある」と明言しました。

 盧沙野・在フランス中国大使は3日、アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問についてフランスのテレビでインタビューに応じました。

 司会者からロシアのウクライナ侵攻のように中国が台湾に軍事介入するシナリオがあり得るかと問われると、「もちろん可能性はある」と答えました。

 市民に対してではなく、独立主義者の行動阻止や警告のためだとしています。

 また、中国による統一がなされた場合には、台湾の人に再教育が行われ、愛国者となって統一に賛成するようになるとの見方も示しました。

 在フランスの中国大使館はこれまでもフランス人の中国研究者について「ごろつき」とツイートをするなど物議を醸す言動をしています。

画像:在フランス中国大使館のHPから

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