ペロシ議長の板門店訪問に北朝鮮外務省が批判談話[2022/08/06 13:27]

 北朝鮮外務省はアメリカのナンシー・ペロシ下院議長が韓国との軍事境界線がある板門店(パンムンジョン)を訪れたことを巡り、「アメリカの敵視政策の表れだ」などと批判する談話を発表しました。

 北朝鮮外務省は6日付の報道局長談話で、4日にペロシ議長が板門店の共同警備区域=JSAを訪問したことを巡り、「アメリカの我々に対する敵視政策をそのまま表したものだ」と批判しました。

 また、ペロシ議長について「4月にウクライナで反ロシアムードを高め、今回は台湾で中国人民の怒りを呼び起こしした」としたうえで、「国際平和と安定の最大の破壊者だ」と主張しました。

 談話の最後では「アメリカはペロシが行く先々に埋めた禍根の代価を支払うことになる」などと警告しています。

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