穀物輸送のための外国船 侵攻後初のウクライナ入港[2022/08/07 18:50]

 ロシアによるウクライナ侵攻後、初めて穀物輸送のための外国船がウクライナに入港しました。

 ウクライナ、ロシア、トルコ、国連の担当者らが船に乗り込み、空の船倉などを検査しています。

 ウクライナのクブラコフ・インフラ担当相はSNSで、2月のロシアによるウクライナ侵攻後、初めて穀物輸送のための外国船が6日にウクライナに入港したと明らかにしました。

 「今後は黒海の港から月300万トン以上の輸出を目指す」とし、また、ウクライナの港が月に100隻以上の船舶を処理できる能力を確保したいと述べました。

 ゼレンスキー大統領は6日に公開した動画で「黒海の港が再稼働している」と述べたうえで、ロシアの挑発やテロの脅威は依然として残っているとし、「我々のパートナーが公約の一部を果たし、供給の安全を保証するなら世界の食糧危機を解決することになる」と訴えました。

こちらも読まれています