クリミアのロ軍基地で爆発 “ウクライナの攻撃か”[2022/08/11 19:50]

 ロシアが占領しているウクライナ南部クリミア半島で起きた大規模な爆発について一部のウクライナ当局者が攻撃はウクライナ側によるものだと話していることが分かりました。

 9日、クリミア半島西部のロシア空軍の基地で大規模な爆発がありました。

 アメリカの「ワシントン・ポスト」はウクライナ当局者の話としてこの爆発はウクライナ軍の特殊部隊によるものだと報じました。

 また、政治専門のメディア「ポリティコ」のインタビューに応じたウクライナの当局者は、この爆発が南部におけるウクライナ側の反撃開始のサインであるとの見方を示しました。

 ロシア国防省は、爆発の原因について攻撃を受けたわけではなく保管していた弾薬が爆発したためだとしています。

 ウクライナ大統領府のポドリャク顧問も攻撃を否定していました。

 また、アメリカの衛星運用会社が撮影した基地の画像には破壊されたロシア軍機が映っています。

 ウクライナ空軍の報道官はロシア機はクリミアの基地から飛んで来ているとして、「飛行場が使えなくなるのは非常に良いことだ」と述べたということです。

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