北朝鮮は対外メディアを通じ、22日から始まった米韓の合同軍事演習に反発しました。
北朝鮮の対外ウェブサイト「我が民族同士」は23日、論評を掲載し、韓国軍とアメリカ軍が22日から行っている夏の合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」について「北侵を狙ったもの」として批判しました。
そのうえで「自分たちの戦争演習は棚に上げて、誰かの『脅威』を騒ぐことこそ、盗っ人猛々しい破廉恥な醜態」と主張しています。
アメリカとの結束を強める韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は、演習の「正常化」を掲げ、本格的な野外機動訓練を4年ぶりに再開させました。
これに対し北朝鮮は、事前演習が行われていた17日未明に巡航ミサイル2発を発射するなど反発を強めています。
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