北朝鮮でコロナ疑いの発熱者 「勝利宣言」以降初[2022/08/25 10:39]

 北朝鮮メディアは、中朝国境地域で新型コロナの疑いがある発熱者が確認されたと報じました。10日の金正恩総書記による「コロナ勝利宣言」以降、初めてのことです。

 25日付の朝鮮労働党の機関紙は、中国と面する北部の両江道(リャンガンどう)で23日に新型コロナへの感染が疑われる4人の発熱者が確認されたと明らかにしました。

 記事によりますと、当該地域は封鎖され人の移動が禁じられたほか、発熱者への検査を行い、新型コロナへの感染か確認中だとしています。

 北朝鮮は、10日の全国非常防疫会議で金総書記が新型コロナへの「勝利宣言」をして以降、5月から続けてきた「最大非常防疫体制」を通常の体制に戻しています。

画像:Korean Central Television

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