タイ 地元政府が放置ケーブルの撤去に乗り出す[2022/08/26 06:24]

 タイで使われなくなったインターネット用などのケーブルが大量に張り巡らされたままになっている問題で、当局は本格的な撤去に乗り出しました。

 ケーブルの撤去作業は25日、バンコクの日本人も多く住む地域で行われました。

 柱に張り巡らされた大量のケーブルは街の景観を損ねるだけでなく、垂れ下がったケーブルにバイクに乗った人が引っ掛かり転倒してしまう事故やケーブルがショートして火災が発生するなど大きな社会問題になっていました。

 地元住民:「近くに座る人もいるので安全ではありません。たまにケーブルが落ちてくることもあります」

 使われなくなったケーブルがそのまま放置され、次から次へと新しいケーブルが足されていく現状にバンコクの知事もしびれを切らし、「今後2年間で800キロメートルのケーブルを撤去する」としています。

こちらも読まれています