米司法省、トランプ邸捜索の「宣誓供述書」を開示[2022/08/27 07:28]

 アメリカ司法省はトランプ前大統領の邸宅の捜索を巡り、FBI=連邦捜査局による捜査の必要性を記した「宣誓供述書」を開示しました。

 アメリカ司法省は26日、FBIによる邸宅の家宅捜索の根拠を明記した「宣誓供述書」を公開しました。

 今後の捜査に影響が出ないよう全体の3分の2が黒塗りで示されています。

 供述書は国立公文書記録管理局が1月に押収した15箱分の公文書の中に最高レベルを含む184件の機密文書が含まれていて、他にも機密文書が残っていると信じるに足る根拠があると説明しています。

 また、公文書を巡り、トランプ前大統領側による妨害の証拠が発見される可能性も指摘しました。

 ただ、開示された供述書の大部分が「黒塗り」とされたことで、捜査の方針などの詳細は伏せられています。

 一方、トランプ前大統領は自身が立ち上げたソーシャルメディアで「供述書はかなり編集されている」と批判しています。

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