核軍縮などを議論する国連のNPT(核拡散防止条約)の再検討会議は最終文書を採択できずに決裂しました。
アメリカ・ニューヨークで4週間にわたって開かれていたNPT再検討会議は26日に最終日を迎えました。
4時間以上遅れて始まった全体会合で、ロシアは「この文書に合意はない」と反対し、最終文書は採択できずに決裂しました。
採択に至らなかったのは前回の2015年に続いて2回連続で、続けて決裂したのは1970年に条約が発行されてから初めてです。
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