米陸軍が大型輸送ヘリを全機飛行停止 陸自も保有[2022/08/31 08:21]
アメリカ陸軍は30日、大型輸送ヘリコプター「CHー47」にエンジン火災の危険があるとして、全機を一時的に飛行停止にしました。
CHー47は、ボーイング社が1960年代に開発した大型の輸送ヘリコプターで、アメリカ陸軍がおよそ400機を保有するほか、陸上自衛隊も保有しています。
アメリカ陸軍の広報担当者は、ANNの取材に対し「少数の機体にエンジン火災を起こした燃料漏れの原因を特定し、問題を解決するための措置を取っている」と説明しました。
アメリカ陸軍は、エンジン火災により死傷者は出ていないものの、慎重を期して全機を地上待機させているとしています。
ウォールストリート・ジャーナルによると、エンジン火災はここ数日の間に発生し、陸軍当局は問題との関連が疑われる部品を搭載した70機以上の機体を調べているということです。