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旧ソビエト連邦で政治体制を改革するペレストロイカを進め、東西冷戦を終結に導いたゴルバチョフ元大統領が亡くなりました。91歳でした。タス通信が報じました。
ロシアメディアによりますと、ゴルバチョフ氏は近年、体調を崩してモスクワ市内の病院に入院していて、30日に死去しました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は31日、プーチン大統領がゴルバチョフ氏に対して「深い哀悼の意を表した」と述べました。
ゴルバチョフ元大統領は1985年、当時のソビエトの書記長に就任し、ペレストロイカと呼ばれた政治体制や経済の改革を主導しました。
また、アメリカとの軍縮協議も進めて東西冷戦を終結に導き、1990年にノーベル平和賞を受賞しました。
ゴルバチョフ氏の功績は世界的にたたえられる一方、ソ連崩壊によって深刻な社会的な混乱を招いたとして、ロシア国民の間では否定的な声も根強くあります。
一方、ロシアのウクライナ侵攻後、ゴルバチョフ氏が代表を務める財団は「一刻も早い戦闘行為の停止」を求める声明を発表しました。
また、1990年にゴルバチョフ氏が当時のアメリカのベーカー国務長官とNATO=北大西洋条約機構の「東方拡大」をさせないと約束したかどうかが争点となりました。
正式な文書は残されておらず、プーチン大統領は「約束が破られた」と主張し、ウクライナ侵攻の口実の一つとなっています。
タス通信は、ゴルバチョフ氏はモスクワ市にあるノボテビチ墓地の妻のライサさんの隣に埋葬されると報じています。
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