中国4大航空会社、上半期1兆円超の大赤字 厳しいゼロコロナ政策が影響か[2022/08/31 13:20]

 中国の4大航空会社の今年、上半期の決算が合わせて1兆円を超える赤字だったことが分かりました。厳しいゼロコロナ政策が影響したとみられます。

 30日夜に発表された今年、上半期の決算報告によりますと、中国国際航空はおよそ3890億円、中国南方航空はおよそ3749億円、海南航空はおよそ2556億円、中国東方航空はおよそ2285億円の赤字でした。

 それぞれ過去最悪の損失で中国本土で上場し、人民元建てで取引される、いわゆるA株市場でワースト4位を航空会社が占めました。

 総旅客数は、前の年の同じ時期に比べて51.9%減の1.18億人にとどまりました。

 中国メディアは赤字の原因として、ゼロコロナ政策による需要の減少や燃料価格の高騰などを挙げています。

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