中国 サッカーリーグで主審の「遺影」掲げる サポーターの行為に批判の声[2022/09/01 15:56]

 中国のサッカーリーグで、主審の判定に抗議するサポーターが、スタンドで主審の「遺影」を掲げました。「やりすぎだ」と批判の声が上がっています。

 先月28日、河南省で行われた中国スーパーリーグの試合会場のスタンドで、サポーターがこの試合の主審を務める男性の「遺影」を掲げました。

 中国メディアによりますと、前の試合でこの主審に体当たりした選手がレッドカードを受け、12カ月の出場停止処分が発表されたことへの抗議だということです。

 この行為に対し、中国のSNSでは「やりすぎだ」などとの批判が強まっていて、スーパーリーグは31日、声明を発表し、「中国サッカーのイメージを著しく損った」と批判しました。

 「サッカー好き」とされる習近平国家主席のもと、中国は国ぐるみで選手の育成などを進めています。

こちらも読まれています