ゴルバチョフ元大統領の葬儀に多数の市民 亡き夫人の隣に埋葬へ[2022/09/03 19:33]

 先月30日に91歳で亡くなった旧ソビエト連邦最後の最高指導者、ゴルバチョフ元大統領の葬儀が現在、執り行われています。プーチン大統領は花輪を送ったものの、参列はしませんでした。

 ゴルバチョフ元大統領の葬儀は今月3日にモスクワ市内で行われ、多くの市民らが参列しました。

 ウクライナ侵攻への抗議の意味からか、ウクライナカラーの花を手向ける人もいました。

 葬儀は国葬ではなくプーチン大統領も参列しませんでした。

 ペスコフ報道官は国も協力した形の葬儀だと説明しています。

 また、ロシアはウクライナ侵攻による西側諸国の制裁に対抗し、各国首脳らの入国を禁止しているため、外国の要人の参列はほとんどありません。

 インタファクス通信は、ハンガリーのオルバン首相は参列したと伝えています。

 ソビエト連邦の崩壊について、プーチン氏は「地政学的な悲劇」だと考え、ゴルバチョフ氏を快く思っていなかったと指摘されています。

 ゴルバチョフ氏の遺体は、この後、1999年に亡くなった妻・ライサさんの隣に埋葬されることになっています。

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