台風11号が朝鮮半島に接近していることを受け、北朝鮮メディアも強風や大雨への警戒を呼び掛けています。
5日付の朝鮮労働党の機関紙は、1面で「台風被害を防ぎ、今年の進軍の勝利を確実にしよう」というタイトルで台風11号に対する警戒を呼び掛けています。
記事によりますと、4日夜から5日までに、南東部の江原(カンウォン)道と、南部の開城(ケソン)市、南西部の黄海(ファンへ)北道、黄海(ファンへ)南道で、100ミリから150ミリ、局地的には200ミリの大雨になる恐れがあるということです。
また6日には開城(ケソン)市と東部沿岸で、10メートル以上の強風も予想されるとしています。
北朝鮮では2年前にも長引いた梅雨と台風による水害で農作物などに大きな被害が出ていました。
画像:「労働新聞9月5日付」
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