ゼロコロナ政策を続ける中国・北京で、地下鉄の入場に必要なスマートフォンの陰性証明を読み取る機械に不具合が生じ、朝の通勤ラッシュ時に混乱が起きました。
 駅のアナウンス:「陰性証明を開いて見せてください」
 中秋節の3連休が明けた北京で13日朝、複数の地下鉄の駅で、出勤しようとする人たちが構内に入ることができず、長蛇の列ができました。
 原因について、地下鉄の運営会社は、入場に必要なスマートフォンの陰性証明を読み取る機械に不具合が生じ、駅員らが目視で証明確認をしたためだとしています。
 SNS上では「混みすぎて息ができない」「行列で密ができた」などと不満の声が上がりました。
 北京では市内の大学などで感染が拡大していて、当局は警戒を強めています。                      
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