ツイッター内部告発者が議会で証言「利用者のプライバシーに危険が及ぶ恐れ」[2022/09/14 08:20]

 アメリカのソーシャルメディア「ツイッター」を内部告発した元責任者が議会の公聴会に出席し、利用者のプライバシーを危険にさらしていると批判しました。

 元ツイッターセキュリティー責任者、ピーター・ザトコ氏:「この巨大な影響力を持つ企業のセキュリティーの基準は業界から10年以上も遅れている」

 ツイッターの元セキュリティー責任者のピーター・ザトコ氏は8月、ツイッターが利用者の保護を怠ったうえに規制当局には十分な対策を講じたと虚偽の報告をしたとして内部告発しました。

 アメリカ議会の公聴会に出席したザトコ氏は、ツイッターの安全対策の不備によって利用者に危険が及ぶ恐れがあると指摘しました。

 また、FBI(連邦捜査局)がツイッターに対し、社内に中国の工作員が少なくとも1人いると通知したと主張し、一部の社員が中国政府による情報収集に懸念を示していたと述べました。

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