NY市場が一時1300ドル超下落 利上げ懸念で[2022/09/14 05:45]

 ニューヨーク株式市場はFRB(連邦準備制度理事会)が大幅な利上げを続けるとの観測から、ダウ平均が一時1300ドル以上も急落しました。

 13日に発表されたアメリカの8月の消費者物価指数は前の年の同じ月と比べて8.3%上昇し、2カ月連続で上げ幅が縮小したものの、市場予想の8.1%を上回りました。

 依然として高い水準の物価上昇が続いていることが確認されたことから、市場ではFRBがインフレ抑制のため今後も大幅な利上げを継続するとの見方が強まりました。

 金利の上昇は景気を冷やすことにもつながり、ニューヨーク株式市場ではダウ平均が一時1300ドル以上も値下がりしました。

 また、為替も1ドル=144円台半ばまで円安ドル高が進んでいます。

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