日朝平壌宣言「日本が白紙に」北朝鮮の宋大使が談話[2022/09/16 14:32]

 2002年の日朝平壌宣言から20年となるのを前に、北朝鮮メディアは日朝交渉の担当者が談話を発表し、「日本が宣言を白紙にした」などと主張したと報じました。

 2002年に当時の小泉純一郎総理が北朝鮮を訪れ、金正日総書記と会談して今月17日で20年です。

 朝鮮中央通信は16日、日朝交渉を担当する宋日昊(ソン・イルホ)大使の談話を発表し、「日本が宣言を『拉致・核・ミサイル問題の解決』のためのものだと歪曲(わいきょく)し政治利用した」「日本が宣言を白紙にした」と主張しました。

 一方、松野官房長官は拉致、核、ミサイルなどの問題を包括的に解決して、国交正常化を目指す考えは変わらないと述べました。

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