中国でサル痘の感染者初確認 ドイツで確認のウイルスに酷似か[2022/09/19 17:37]

 中国本土で初めて確認されたサル痘の感染例について、中国の衛生当局はドイツで確認されたウイルスと極めて似ていると発表しました。

 重慶市の衛生当局は16日、市内でサル痘の感染者が1人確認されたと発表しました。

 国籍や性別、年齢などは明らかにしていませんが、中国入国時の隔離期間中に感染が分かったということです。

 中国本土では初めての感染確認となります。

 また、この感染者のウイルスがドイツで確認されたウイルスに極めて近いとの分析結果も明らかにされました。

 こうしたなか、中国政府の感染症専門家が第一の対策として「外国人の肌を直接触れてはならない」とSNSで発信し、「外国人差別だ」「長期間中国に住む外国人もいる」といった批判の声も上がっています。

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