爪をはがされ…ロシア軍による拷問はスリランカ人医学生7人にも[2022/09/20 14:21]

 ウクライナでロシア軍による民間人への拷問や殺害が明らかになるなか、新たに、スリランカ人の学生7人が強制労働や拷問を受けていたことが分かりました。

 ハルキウ州の警察幹部は18日、現地の医科大学の学生であるスリランカ人男性6人と女性1人が5月から、ロシア軍に拘束されていたと明らかにしました。

 現在、全員が警察に保護されています。

 拘束されている間、7人は、清掃員として労働を強要されたほか、爪を剥がされるなど、非人道的な仕打ちを受けていたということです。

 またロシア兵らが英語を使えず、会話ができなかったため、「なぜ拷問されているのか理由が分からなかった」と話しています。

 一方、北東部ハルキウ州の知事は19日、ロシア軍から奪還したイジュームで見つかった集団墓地から、これまでに民間人など、146人の遺体が掘り起こされたと発表しました。

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