中国共産党「統一の大勢は変わらない」台湾独立派や米をけん制[2022/09/21 19:09]
中国共産党は、習近平政権の10年で本土と台湾の人の往来や経済の結びつきは強固になったと強調し、「いかなる勢力も統一の大勢を変えることはできない」と独立派やアメリカを牽制(けんせい)しました。
中国共産党中央台湾弁公室・陳元豊副主任:「いかなる勢力が阻もうとしても祖国統一の大勢を変えることはできない」
台湾問題を担当する共産党幹部らは中国本土と台湾の人的交流は深まり貿易額は、2011年の1600億ドルから2022年の3283億ドルと2倍になったと自賛しました。
台湾周辺で軍事演習が繰り返されるなど軍事的な圧力が高まるなか、あくまで「平和的な統一を目指し、統一後も一国二制度を堅持する」と強調しました。
ただ、台湾独立派や外部勢力が「レッドラインを越えたら断固たる措置を取らざるを得ない」として武力の使用も辞さない考えを改めて示しました。