“円買い介入” 米財務省が容認も協調介入を否定[2022/09/23 11:59]

 日本政府と日銀が実施した円買いの為替介入について、アメリカ財務省は「介入には参加していない」として協調介入を否定しました。

 アメリカ財務省は22日「日本の行動は、最近の円の急激な変動を抑えることが目的で、理解している」と日本の円買いドル売り介入を容認する見解を示しました。

 一方で「我々は介入に参加していない」と協調介入は否定しました。

 イエレン財務長官は7月に来日した際、為替介入について「例外的な状況」でのみ正当化されると強調していました。

 ニューヨーク・タイムズは「日本は、この数カ月、必要があれば円買い介入をすると警告してきた」とし、口先介入で円安を止められなかった結果、円買い介入に踏み切ったと論評しました。

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