ウクライナのロシア支配地域で“ロシアへの編入問う”住民投票始まる[2022/09/23 15:20]

 ウクライナのロシア軍や親ロシア派武装勢力が支配している地域で、ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が始まりました。

 住民投票は親ロシア派の武装勢力が実効支配する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」、そしてロシア軍が占領している「ヘルソン州」と「ザポリージャ州」で日本時間の23日午後2時に始まりました。

 投票方法については安全上の理由から4つの地域とも在宅投票などが中心になるとみられていて、投票所での直接投票は27日のみだとしています。

 住民投票は各地域が急きょ20日に実施を決定しました。

 プーチン政権としては不利な戦況が続くなか、ウクライナの一部地域の併合の既成事実化を急ぎたい考えだとみられます。

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