中国で厳しいゼロコロナ政策が続くなか、雲南省や重慶市などでこれまで無料だった隔離施設で食費や宿泊費の徴収が始まり、批判の声が出ています。
重慶市の一部地域では、21日から隔離対象者がマンションに入る場合は一日300元、日本円で6000円ほど、ホテルの場合は宿泊費に加えて60元、日本円で1200円の食費の徴収が始まりました。
また、雲南省の一部でも一日に最大150元、日本円で3000円の支払いが科せられました。
中国のSNSでは「金儲けの新しい方法だ」「法的な根拠はあるのか」などと批判の声が上がっています。
長引くゼロコロナ政策は経済にも影を落としていて、背景には地方政府の財政悪化も指摘されています。
画:中国SNSから
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