G7首脳がロシアを非難 住民投票も併合も認めず[2022/09/24 04:54]

 G7=主要7カ国の首脳は23日、ウクライナでロシアへの編入を問う「住民投票」が始まったことを受け、併合は決して認められないとロシアを厳しく非難しました。

 ロシアが実効支配しているウクライナ東部と南部の4つの州で、23日からロシアへの編入の是非を問う「住民投票」が始まりました。

 これを受け、G7の首脳は共同で声明を発表し、ウクライナの主権や領土に変更を加えようとする住民投票は国連憲章や国際法に明確に違反する行為だと厳しく非難しました。

 そのうえで、偽りの「住民投票」には法的効力も正統性もないとして、G7として「住民投票」を決して認めず、仮に併合が行われても決して認めないと表明しました。

 また、予備役に対する部分的な動員の発令や核兵器使用の可能性を排除しないなど、ロシアが意図的に事態をエスカレートさせていると強く非難しました。

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