「気候危機はいのちの問題」若者が渋谷を行進[2022/09/24 10:18]

 国連総会の開催に合わせて各国の首脳らに気候変動対策の強化を求める集会が世界各地で一斉に行われ、東京では渋谷の街を数百人が行進しました。

 「世界気候アクション」は23日、ドイツやニュージーランド、韓国などで行われ、東京では数百人が渋谷や表参道を行進しました。

 参加者は、気候変動は自然災害の頻度を高め、食料不足や紛争を引き起こす「いのちの問題だ」と訴えました。

 行進の参加者:「温暖化を止めるために来ました」「今からの子どもたちにつなげられるように私たちがまず行動しないといけないかなと」

 行進に参加したプロスノーボーダー・小松吾郎さん:「雪がどんどん減ってるっていうのがあって、気候変動によって自分たちの遊び場が変わってきている」

 WMO=世界気象機関などが先週発表した報告書では、世界の今年前半の温室効果ガスの排出量はパンデミック前のレベルに戻っていて、各国政府が示す目標と現実の間に大きな乖離(かいり)が生じていると指摘しています。

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