「どこだ?」死去した議員探すバイデン大統領79歳 職務遂行能力に不安の声[2022/09/29 20:51]

 アメリカのバイデン大統領が演説中、亡くなった議員の名前を呼んで、姿を探す一幕があり、職務遂行能力に不安の声が高まっています。

 アメリカ、バイデン大統領:「ジャッキーいるか?ジャッキーはどこだ?彼女はここにいるはずだ」

 バイデン大統領は28日、飢餓撲滅がテーマのイベントに出席しました。

 スピーチでイベント開催に貢献した人の名前を挙げるなか、死去した下院議員の名前を呼び、姿を探す一幕がありました。

 この下院議員は8月に自動車事故で死去したジャッキー・ワロースキー氏で当時、バイデン大統領は突然の死を悼むコメントを発表していました。

 ニューヨーク・タイムズなど、アメリカメディアは「バイデン大統領はワロースキー氏が亡くなったことを忘れていたようだ」と報じました。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、記者からの追及に対し、「バイデン大統領は2日後にワロースキー氏の遺族に会う予定があり、彼女のことで頭がいっぱいだったのだろう」と述べるにとどめました。

 バイデン大統領は歴代最高齢の79歳で、健康不安説が度々、取り沙汰されています。

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